やぎや日記

トンネル山から
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Merci, madame!
 10年ほど前に参加したフランスでの山羊会議では、まずフランス語で説明、次にスペイン語、ラストが英語で、勿論日本語での説明はなくて、隣の男性に、「ジャパニーズはないね」とからかわれた。世界ではスペイン語を使っている国が多いんだということを思い出して、その場でのスペイン語による説明が2番目だったということを納得。印象的なことだった。昔、私の学生時代にはスペイン語語学生も多かった。経済関係の世界ではかなり役立つからということだったように思う。世界で、人口からすれば中国語やヒンディーが一番使用されてはいるだろう。
 中学から関わったのに英語は身に付かなかったし、フランス語も選択した割には、Bonjour程度で終わってしまっている。そして、日本人には、イントネイションとか規則性などのせいで、英語なんかよりフランス語の方が最初の外国語としてモノにし易いとも思ってもいるが、自分がモノにするのとは別なことになってしまっている。時折フランス人が見えて、Bonjour!と言ってみれば大変喜ばれる風で、すぐに”Vous parlez francais?”となり、”Un pue."で終わりになる。お帰りの際には又ちょっと、"Au revoir!"と言ったりして・・・。残念だ。学ぶには今からでも遅くないと端から言われたりするが、どうかなー。ヴォルテールの“カンディード”が面白いとか、バルザックが好きだとか、もしも相手が聞いたらびっくりするだろうようなことを言ってみたいものだという気もする。
 昨夕のフランス人とのお別れの際に、”Merci, madame!”と言われて、私もマダムかと、なんだか心地よかった。向こうへ行って、"Merci"のあとに、自分が何か付けられるだろうか。やっぱ、語学力がなければ、ちょっとした暮らし上の真似をしてみても、とって付けた様だろうな。
 フランス語は好きだ。

<我がトイレの額縁の中:”ペンキ塗り立て”に並ぶ犬。セーヌ河畔で売られている、知る人ぞ知る犬の連作版画。品が悪いということになっている?>


 
| shanghairo2 | - | 18:05 | comments(0) | - |