かつて、やぎやが”ひつじ”やであったころ、羊たちが草刈り人だったので、ウールはいっぱいだった。チーズ作りには間に合わない量の数頭の羊のおっぱいだが、手紡ぎ、手染め毛糸はたっぷり作れてたっぷり編んだ。時間泥棒のころを思い出す。
今回は購入した手頃値段の惜しげがないウールの手編み帽子。買う毛糸は色合わせという別な楽しみがある。プレゼントなんかにいかがかな。今年はイギリス、Juliet Bawdenさんの"The Hat Book"からのデザインを基本にしたシャレた帽子。雪積もる頃が近づいて、必要に迫られて、いつもながら急に作り始めて、間に合うか?だけれど、毎夜編み棒を鳴らしている。それにしても、縄編みの発見者はどんな人だったんでしょう。素晴らしい。
<眠い時に編めば必ず間違えて、かけていた時間の3倍損するのが編み物>