穏やかな秋の日の午後、余市の片田舎を歩く。暑くも寒くもなく、スロープの土からはほんわかとした暖かい空気が立ち上る。もうしばらくは気持ちいい秋だろうか。市民農園があった。なかなかここまで来て利用する人が少ないとか。そこでは珍しい作物を見た。サトイモと落花生。サトイモはマルチされて元気で大きな葉っぱを茂らせて、ピーナツも大層大きく葉っぱを広げて、花のあとの”子房柄”が地面から何本ももぐっていた。北海道でのそれら、勿論サツマイモも植わってはいたが、もうサツマイモは目でないということか。
<サトイモは、西から毎年おくってもらうものだとばかり・・・>
<黄色い花が咲いての後、柄が地面に向かって伸びて、地中で実が育つ。>
<ワイン用ぶどうの生り方は面白い。>