カツラは種が飛んであちこちに芽を出す。芽出しのシーズンの赤や、秋の黄葉がとても美しく、水っぽい所であれば大木になる。街路樹にも目立つ。そんな風に移植してやろう。
そして、ヤナギ。畑の目印として少し前にさしていた30センチ余りの小枝から、新葉が出ている。地から水分を吸い上げて生きている。急に思い出す。近くではエコリン村で見た、ヤナギのドーム。ヤナギの挿し木でまーるく地面を囲めば、その形を維持しながら伸びて行く。伸びた枝と枝とを三つ編みなんかで編んで、側面=ヤナギの枝の壁を作れる。すいているところにはさらに挿し木をして、側面をだんだん密にしていける。1年でどのくらい伸びるだろうか。ドーム形になるまでに5年あるいは10年くらいをみればいいのだろうか。気の長い話ではあるが、とてもおもしろいはずだ。
<ハート形の葉>
<どの枝にも葉>