今年のデパート、最後の時刻=”ほたるの光”だった。
”ほたるの光”には寂しい感覚が定着している。お別れは新しい出発でもあるけれど、寂しいだけが感覚化されている。
”ほたるの光”No1.は、映画”哀愁”での=”別れのワルツ”、ひとつひとつ消え去るろうそくと共に、素晴らしく美しかった。No.2は小学校卒業式。最初に”君が代”は歌われたけど、既に、”仰げば尊し我が師の恩”は歌われず、替わりの歌だったか。No.3は、幼い頃に連れて行かれていた映画館のおしまいにかかっていたそれ。いつも夜だったから余計物悲しかった。
松飾りも何もなく、こんなんでいいのー?と思う。
年末年始に意味があるとすれば、自分で年末年始の形を改めて作らない限りは、この受け身のマイナス感覚は続くだろう。
年越しうどんでそろそろ2011年。