やぎや日記

トンネル山から
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贅沢な日課 9:人間山羊
 <初乳を飲む>

 『山羊が鶏の鳴きまねをしてるー』と思ったら、15分くらいたってその声のアイリーンが大小3匹も子やぎを産んだ。おっぱいが2つしかないし、しかもアイリーンは超小型。一番後から出て来た超頼りない子やぎ1匹は、もうアイリーンから離して人間が育ててみよう。1時35分に産まれて、ストーブのそばの箱に取り込んで、3時、辛うじて立ったり座ったりできるようにはなった。細い4本足でゆらゆらしている。雪ががちらついた今日は寒いし、戻しても夜のうちにどうなってしまうかわからない。   
 親から一旦離すと、もう親へは戻せない。数日後戻した子やぎのお尻付近の臭いを母山羊は何度か嗅いだ挙げ句、人間が打つ手を打っても、徹底的のその子を寄せ付けなかった、そんな経験がある。
 黄色くて濃い初乳をアイリーンからもらって飲ませて後、1日に何回か搾った山羊ミルクを哺乳瓶で飲ませよう。幸い、1、2月に産んだ別の母山羊のミルクが今盛りと出ている。そうこうするうちに人工乳を飲むようにして、草類も食べられるようになって・・・。うまくいった場合の、大体1ヶ月か1ヶ月半の離乳まで大筋である。とりあえず今晩中は鳴く度に哺乳瓶にとってある初乳をやる。

| shanghairo2 | - | 22:32 | comments(0) | - |