やぎや日記

トンネル山から
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紅生姜
 キャベツ、基本は冬の野菜。レッドキャベツもそう。虫害に強く、ゆっくり大きくなったレッドキャベツをお好み焼きにたっぷり、バリバリと使った。
 お好み焼きにはどうしても欠かせないものがある。鰹節と紅ショウガである。青のりはなくても、まっ、許せる。今日は四万十川の青のりがあったけど。 鰹節は、乾かない内の生地にばらまく。紅ショウガは焼き上がった上に千切りにしたのをばらまき、青のりもそう。
 ここの暮らしは、「自給率100%ですか?」とよく聞かれる。ついでに、私もそういう生活をしたいって。確かに野菜はかなり大幅に行っている。が、食べ物全体の自給といえばわずかな率である。米、小麦に始まって、油、醤油、砂糖、塩など、自給できていないものたーくさん。エネルギー換算?お金換算?などと質問に意地悪く答えたくなったりするが、実のところ食べ物全体ではどちらも低いとわかっているだけで、厳密に計算したことはない。ただ、東京に居たころみんなで畑をしていて、野菜自給のわが家経済への効果を月に1万〜2万円だなーとふんだことがある。ただし、自分たちで作ればいつでもたっぷりのおいしい野菜らしい野菜ということはあったし、味噌など後から付いて来る食べ物もあった。子供たちも週末毎に畑で寝たり遊んだもの。
 自給に占める割合は微々たるものでも、紅ショウガは、岡山の畑から送られた瑞々しい生姜を、赤紫蘇が入った梅干しの中に漬け込む。それだけで薄黄色だった生姜は、しばらく後に、ほんと!美しい紅色に変身する。これは季節ごとの”ばら寿司”にも欠かすことができない、岡山育ちの私である。ショウガはインド原産。札幌での育ちはなかなか難しかった。地下茎が大きくならないし、折角の多年生が一冬で終わりになる。
 ばら寿司には、他に、薄焼き卵と海苔の細切りがどうしても必要だ。海苔はどこからのもの?かくして、”自給”そのことだけにさほどこだわっているわけではない。じゃ、こだわっているとすれば、何に?
| shanghairo2 | - | 13:31 | comments(0) | trackbacks(0) |