春一番に蒔いたキヌサヤエンドウの盛りがそろそろ。毎朝一番に莢の収穫に畑へ。数を数えながら、今は100ヶから300ヶの間。古い種をたくさん片付けがてら蒔いたので、最盛期には1000ヶ行くのではないかと思う。数を数えていると、100ヶの次は150、150の次は200は行きそうとか、予想をたててしまう。罪のない予想だけれど、これはひょっとして恐ろしい習性にも向かい得るかもと思う。200にならねば無理に探して、小さいのもとって、200にしようとしたりする。
第二次大戦下、中国、南京で日本人が100人を日本刀で斬り殺したという話も思い出す。実際に1刀で100人は切れないだろうとかいろいろ言うが、たとえば10人、20人と殺していけば、次は、次はとエスカレートさせて100人を目標にしたりする異常な状況も想像できるだろう。あまりにきっちり目標をたてたりする習性は状況によっては問題だ。ほんと、人はどうにでもなるし、ならされるし、なっていくものだから。
朝の畑は大体涼しいが、ソヨッと風が顔に当たると、これがまた言うに言われぬ気持ち良さである。
毎朝エンドウをたらふく食べている。