子供のころ『屁理屈ばかり言って!』とよく叱られた。屁理屈が得意だったかも。
今年最後の屁理屈。
おせち料理をなーんにもしないでお正月が来る。黒豆、カズノコ、お煮染め、それとお雑煮くらいは最低限かなーなのに。
黒豆は畑で採れた。カズノコはデパートにある。お煮染めの、ゴボウ、サトイモは知人から、ニンジンは採れた。高野豆腐もデパートにある。椎茸は採れたのを使ってしまった。練り物は買いたくない、とり肉は自分ちのは潰す時間がない、ブロイラーは嫌だ、そういえば早々と手配したお餅はもう食べてしまっている・・・とかなんとかモソモソいっている内に来年だー!
母は大正末期の生まれで、お正月にはカズノコ、百合根など定番だ。例年になく気を配って、北海道は真狩の百合根を送り、道産のカズノコを送った。
カズノコ、私の記憶では昔は乾燥カズノコだった。しかしデパートでは、添加物付き味付けカズノコ全盛、味付きでなくてもロシア、カナダ産全盛で、道産は少々置かれているだけだった。一応信じて道産を少々送ったわけだけど、外国の産物を漁って、子沢山の繁栄を願うのかー?今どき、と後日思ってしまった。個人的には、人口の減少をまずいとは考えていないし・・・ね。
とかなんとか作っていない屁理屈をこねて、今日1日で作る明日のための食べ物はまた後程、記録するとしよう。